茨城県大洗町の名物料理「あんこう鍋」セットをお取り寄せした、実食レビューです。自宅で手軽においしいあんこう鍋を食べられるのでおすすめです。セット内容と作り方もご紹介。
あんこう鍋と大洗町について
こちらの記事でもご紹介した通り、あんこう鍋は「東のアンコウ 西のフグ」と並び称される、茨城県（特に大洗町）の冬の名物料理です。
夏は海水浴でにぎわう大洗を、冬にも盛り上げていきたいという思いから始まった「大洗あんこう祭り」がきっかけで名物になりました。
大洗のあんこう鍋は味噌仕立てで、料亭や専門店で主に食べられる醤油仕立てとは違った味わいです。あっさりとした醤油仕立てに対し、あんこうの肝を使い味噌で仕立てた大洗のあんこう鍋は濃厚でなめらかな味わいが特徴です。
あんこう鍋の実食レビュー
今回、わたしがいただいたのは大洗町の老舗割烹料理店「寿多庵」のあんこう鍋セット２人前です。
風呂敷で梱包されておしゃれなので、ギフトにもよさそうです。
風呂敷を広げるとこんな感じ。冷凍されたあんこうはしっかり梱包されています。また、あんこう鍋の作り方や注意点が丁寧に書かれた説明書も入っています。
説明書の通り、水につけて解凍しました。いろんな部位が入っています。
また、説明書には『あんこうを袋から取り出して水につける』と書かれていましたが、袋のまま60分程度で解凍しましたが、特に問題ありませんでした。念のため、あんこうの身は臭み取りのために日本酒で酒もみ・水洗いしておきました。
見るからに濃厚そうなスープにあんこうを投入。あんこうの身は大きめにカットされています。
スープは複数回に分けて鍋に入れたり、味の調整をしたりするのでキャップが付いているのはありがたいです。
出来上がりました。野菜から水分が出てスープの色は薄めに見えますが、調整せずこのまま食べてみます。味噌の甘みとあん肝の深みがおいしい！もう少し濃くしたら、もっと濃厚さを味わえると思いますが、これくらいだとあっさり（でも深みのある味わい）で飽きずに食べられます。
あんこうの身はプリプリ、むっちりとしてしっかり「あんこうを食べてる！」と感じられます。臭みもなく、噛むと旨みが広がります。
ちなみにこちらの写真の量では足りないので、あんこうの身をいくつか残して再び野菜を加え、第２弾も楽しみました。あんこうの身は加熱しすぎてボロボロになりつつありましたが、それはそれでスープに溶け込んでおいしいです。
〆には雑炊にしてみました。
おにぎり１個分のお米とスープをすべて使い切りましたが、汁気がやや足りない感じ。お鍋のときにもう少し飲むのを控えれば足りたんだと思います(笑)。でも、飲み干すくらいおいしいスープということなので、期待通りおいしかったです。
途中、火加減を間違えて少し味噌の焦げが混じってますが、おいしいです。スープの見た目よりもあっさりしているので、〆まで飽きずにおいしくいただけました！
紹介したあんこう鍋セット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで購入できます。
セット内容も豊富で「野菜付き」「野菜・うどん付き」「野菜・常陸秋そば付き」や１人前・２人前・４人前・６人前と量も選べるがありがたいです。
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