【秋田・岩手】オリオンベーカリーのコーヒーサンドは甘くてほろ苦なご当地パン!

秋田県・岩手県のご当地パンでありソウルフードともいえる、オリオンベーカリーのコーヒーサンドの実食レビューです。甘味と苦味のバランスがちょうどよい、シンプルながらも絶品のご当地パンです。

そのままとトースターでほんのり焼いて食べるのと、どちらがおいしいかの食べ比べもしてみました。

オリオンベーカリーのコーヒーサンドとは


「コーヒーサンド」は岩手県花巻市の製パン会社「オリオンベーカリー」が製造するご当地パンで、秋田県や岩手県で販売されています。濃厚なコーヒークリームが黒糖コッペパンにサンドされた、ほどよい甘味と苦味が楽しめるご当地パンです。

オリオンベーカリーのコーヒーサンドは、元々は秋田県横手市増田町(旧平鹿郡増田町)の雄平酪農業協同組合が製造していました。雄平酪農業協同組合は消費低迷や原料高騰などにより経営が苦しくなり、他社との統合等もありましたが約15年間の操業の末に廃業になってしまいました。

廃業にはなりましたが、菓子パンの製造はオリオンベーカリーに引き継がれ、今でも秋田県の県南エリアや岩手県で愛され続けています。

(同じくオリオンベーカリーの人気ご当地パン「力あんぱん」の実食レビューはこちら

コーヒーサンドの実食レビュー

スーパーの東北フェアで購入。ひとつ税抜168円でした。
パッケージはコーヒー色と黄色を基調にした、懐かしさを感じるシンプルなデザイン。「ご当地パン」って感じがして好きです。

長さは一般的なコッペパンと同じくらいですが、フカフカなので厚みがあります。
中にはこんな感じでコーヒークリーム。見たところ、パンの大きさに対して少ないような気もしちゃいます。


半分はそのまま、もう半分はトースターで焼いてみました。
そのまま食べると、まずコーヒークリームが想像していたよりしっかり苦みがあって少し驚きました。甘味は控えめ、苦味のバランスがよく、舌触りもよくなめらかで美味しいです。
パンはほのかに甘い黒糖パンで、コーヒークリームと相性よく美味しいです。牛乳と合います。
ただ、パンがフカフカで大きいのでもう少しクリームが多いと嬉しいなと思います。

次にトースターで100度1分焼いたものです。
もう断然こちらの方が好きです。パンは香ばしく、食感も軽くなり、コーヒークリームが溶けてパンにしみ込むことで一体感が増します。『ちょっと少ないかな』と思っていたクリームの量がちょうどよくなります

また、温めたことで甘味は強く、苦みはまろやかに感じるようになるので、そのままだと際立っていたコーヒークリームの存在が溶けこんで、さらに美味しくなります。コーヒーが好きじゃない方でも美味しく食べられると思います。
焼くと、牛乳はもちろん、苦味がまろやかになった分コーヒーにも合うようになります。

特別なパンじゃないけど、初めて食べて3日後、すでに欲しています。凍らせても美味しいらしいので、次回はいくつか買って凍らせてみたいなー。

コーヒーサンドはどこで買える?

オリオンベーカリーは公式ホームページがなく、詳しい情報がわかりませんでした。。
秋田県の県南エリアや岩手県のほか、催事やイベントで購入することができるようですが、通販での販売もないようです。

買える場所
・オリオンベーカリーの工場直売所
・秋田県の県南エリア・岩手県のスーパー
・秋田空港

販売エリア以外で遭遇したら即買いですね!秋田、岩手フェアや東北フェアがあればチェックしてみてください。

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