【福島】なみえ焼そば-がっつりB級!ご当地グルメをつくってみた-

福島のB級ご当地グルメ「なみえ焼きそば」を自宅でつくって食べてみた【実食レビュー】です。

なみえ焼きそばとは

旭屋 なみえ焼そば(なみえ焼きそば)

なみえ焼きそばは、福島県双葉郡浪江町で昔から愛されているご当地焼きそばです。通常の約3倍もある極太麺と濃厚ソース、豚肉ともやしだけのシンプルな具が特徴です。

なみえ焼きそばが誕生した1950年代は農業・漁業・林業等の第一次産業が大半でした。なみえ焼きそばはそんな第一次産業を支える労働者に、「安い」「旨い」「腹持ちがいい」ものをと考案されたのが始まりとされています。

それから半世紀以上たった今でも浪江町で愛され、2013年に開かれたご当地グルメの祭典「第8回B-1グランプリ」では1位を獲得し、全国に広く知られるようになりました。

旭屋「なみえ焼そば」の実食レビュー

自宅で食べられるなみえ焼きそばといえば、浪江町に本社を置く製麺所『旭屋』さんのものです。
スーパーの東北フェアで購入しました。1袋200円くらいだったと思います。

袋にはゆで麺とソースが2つずつ入っています。
作り方は超簡単。肉・もやし・麺を炒めれば完成のようです。

なみえ焼きそば 材料

材料はこれだけ。お好みで野菜を追加しても美味しいですが、今回は基本の豚ともやしだけにしました。本来は豚バラですが、包丁を使わずに作りたかったので脂多めの豚コマにしました。

具材を炒める前に…美味しく作る簡単なコツがあります。
①麺を電子レンジで30秒ほど加熱。麺がツルツルになり、ソースの絡みも良くなります。
②液体ソースの脂の部分もしっかり絞り切ること。なみえ焼きそばのこってり感の決め手です。
③液体ソースの汁気がなくなるまでしっかり焼き上げる。水っぽいままにしないこと。

旭屋 なみえ焼きそば レンジで麺を加熱しておく

ということで、先に電子レンジで加熱しておきます。

その後、豚肉、もやし、麺&ソースの順に炒めていきます。
麺は驚くほど簡単にほぐれました。

旭屋なみえ焼きそばの美味しい作り方コツ 汁気が飛んでいるか確認

最後に、液体ソースの汁気が飛んでいるか確認して完成です。

では、ついに実食です!

極太麺なので、少し焼うどんっぽい見た目でもありますが、うどんよりコシがあります。また、これほど太い麺でも、ソースを吸ってよく馴染んでいるので一体感があります。油で麺がコーティングされているのもガツンと食べ応えがあって美味しいです。
この脂っこさに、もやしがいい箸休めになり、なみえ焼きそばに不可欠な存在であることを実感します。

そして想像と違ったのがソースの味。もっとスパイシーでパンチのある味かと思っていましたが、まろやかな食べやすいソース味です。
こってり濃厚ではあるけど、どこか家庭的でしつこくない味わいなので飽きが来ません。

なみえ焼きそばは一味唐辛子をかけるのが通な食べ方らしいので、かけて食べてみました!
なるほど、一味唐辛子をかけるためにスパイシー感控えめな味付けなのかもしれません。
一味唐辛子がアクセントになりなりパンチが加わります。がっつり系の味わいになって食欲が増します。わたしは一味唐辛子をかけた方が断然好きです。

作り方も簡単、材料もどこでも手に入る、楽チンで美味しい大満足のなみえ焼きそばでした。がっつりご飯のレパートリーに追加しようと思います。

旭屋のなみえ焼きそばはどこで買える?

旭屋の「なみえ焼そば」は今回購入したチルドタイプと常温タイプがあります。

チルドタイプは主にスーパー等で販売されているようですが、取扱店舗は不明でした。。
福島県以外での目撃情報も多数あるので、東北フェアなどがあればチェックしてみてください。

常温タイプは通販でもお取り寄せ可能です。

旭屋オンラインショップ


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