【宿泊レポ】おのみち帆聲お部屋・お風呂・食事を詳しくレポート！

尾道・瀬戸内観光１日目に泊まった『料亭小宿おのみち帆聲-Hansei-』の宿泊レポートです。
お部屋・お風呂・食事・アメニティすべて写真付きで詳細にレビューします。

部屋もお風呂も、そしてなにより料理が素晴らしく、自信をもっておすすめしたい、おしゃれで静かな大人の隠れ家的宿でした！

おのみち帆聲-Hansei- ～お部屋・お風呂～
おのみち帆聲-Hansei- ～食事～
まとめ

おのみち帆聲-Hansei- ～お部屋・お風呂～

尾道駅からは徒歩20分、千光寺山ロープウェイ山麓駅からは徒歩10分ほどの、にぎやかな観光スポットからは少し離れた場所にあります。尾道駅方面から歩く場合は海沿いからも行けますが、ちょっと中に入るとスナック街のようなレトロな空間を楽しめます。

正直、ほんとにこの先におしゃれな宿があるのかな…と思ってきますが、ちゃんとあります。笑

2020年12月に開業したばかりの、２階建て全11室とこぢんまりした和モダンのおしゃれな宿です。
帆聲（はんせい）ってなかなか読めないですよね。わたしは最初「おのみちはんせん」って呼んでしまってました。
スタッフの方もすごく感じがよく、”元気いっぱい”という感じではなく控えめでしっとりした接客でした。

お部屋はスタンダードタイプのガーデンツインです。ツインベッドとちょっとした庭園、内風呂に楽湯RAKU-YU-、禁煙のお部屋です。

もともとは露天風呂付き客室を探していたのですが、予算オーバーだったので他を探していたところ、露天風呂ではないけど一般的な内風呂より広くてゆっくりできそうだったので、こちらにしました。

間取りはこんな感じ。鍵はひとり一つずつ貸してくれました。

洗面所とお風呂はこんな感じで、ちゃんと扉で閉められます。バス・トイレ別で脱衣所も広いです。

今回、決め手となった内風呂がこちらです。一見おしゃれなだけのお風呂に見えますが、「楽湯RAKU-YU-」というジェットバスで広々ゆっくりできます。

テレビはSONY製で、４Ｋ番組やYouTubeも観られるし、アカウントをお持ちの方はNetflix・Fulu・Abema・TSUTAYAも観られます。

トイレももちろんウォシュレット付きで清潔、手洗器付きです。

アメニティも充実。クレンジング・化粧水・乳液はマーガレット・ジョセフィン、ボディソープ・シャンプー・トリートメントはラピデムのものでした。

お茶請けには最中、無料のドリンクもコーヒーや緑茶のほか、猫の絵がかわいい尾道紅茶もありました。尾道紅茶はお土産屋でも購入できるもので、試し飲みできるのもいいですね。

部屋着には浴衣とパジャマがあり、浴衣はＳ・Ｍ・Ｌサイズがありました。パジャマは部屋以外の館内ＮＧですが、浴衣はＯＫです。
浴衣ってあまり寝心地もよくないし、寝ているとはだけちゃうのでパジャマもあるのはありがたいですね。

また、館内にはコインランドリーや製氷機もあり、瀬戸内サイクリング後に洗濯したいという方にもおすすめです。

おのみち帆聲-Hansei- ～食事～

おのみち帆聲はもともと料亭で、今でも”料亭小宿”と名乗っているだけあって食事も最高です。
地元食材を使った工夫を凝らした料理は美味しくて、盛り付けも食器も繊細でおしゃれで感動します。思い出に残る料理の数々で、記念日や誕生日にこのお料理を食べられたら嬉しいです。

夕食

食事処はこんな感じで、感染症予防対策もばっちりです。夕食のメニューは地元食材を使った創作和食です。

左が前菜。右の「慈姑（くわい）煎餅蕪のすり流し」は、パリパリの慈姑煎餅がカブとだしの旨みたっぷりのすり流しのアクセントになっていて、すごく美味しかったです。

お造りは珍しいアナゴのお刺身もありました。食感はコリコリしてフグに似ているけど、フグより旨みがあって美味しいです。
土佐醤油・ハーブオイル・檸檬塩が用意されていたので、カルパッチョ風に楽しんだりもできました。

鰆の焼き物もローストビーフも美味しかったですが、河豚の味噌鍋に入っていた「松きのこ」の美味しさに感動しました。

「松きのこ」は松茸の研究をするなかで生まれた椎茸の仲間のキノコで、尾道市にほど近い世羅町で生まれた珍しいキノコです。松茸のような形・香りで、味は椎茸のような強い旨みがありながら椎茸ほどクセがない、食べやすい味です。
美味しすぎて買って帰ろうと思いましたが、尾道では売っていないのでお取り寄せすることにしました。