【青森】八戸せんべい汁カップがめちゃくちゃうまい!お土産にもおすすめ!

インスタント八戸せんべい汁カップ(八戸東洋)

インスタント八戸せんべい汁の実食レビューです。マルちゃんでおなじみ東洋水産のグループ会社『八戸東洋』のオリジナル商品。カップ麺のように簡単に食べられて、しかもめちゃくちゃおいしいです。

カップスープとしては高価ですが、大きな具材がゴロゴロ入り、ひらたけと鶏の出汁がよく効いたインスタントを超えた一品です。
せんべい汁が大好きな人にも、初めて食べる方にも、お土産としてもおすすめ!

せんべい汁とは

せんべい汁 イメージ
※イメージ

青森県八戸市周辺の郷土料理で、南部せんべいを味噌汁や鍋に入れて煮たもの。南部せんべいは、旧南部藩の地域(青森県南東部から岩手県北部にかけた地域)の伝統的なせんべいで、米ではなく小麦粉からできています。冷害による米不足の際の貴重な保存食だったそう。

ちなみに「せんべい汁」という呼び名が定着したのは平成に入ってからだそうです。
八戸市の観光団体が町おこしにと、家庭だけで食べられていたせんべい汁を観光客向けの名物にしようとPRに乗り出し、全国に青森のご当地グルメとして知られるようになりました。

八戸せんべい汁カップの実食レビュー

ライフ(スーパー)のご当地コーナーにて税込540円で購入。人生初のせんべい汁です。
大きめのカップ麺と同じくらいのサイズ。でも1食あたり171kcalとヘルシー!おなかいっぱいになれるかも気になるところですね。
具材には、国産の鶏肉とひらたけ、ごぼう、にんじん、南部せんべいが入っています。

カップの中身はこんな感じ。せんべい汁専用の南部せんべい(かやきせん・おつゆせんべい)3枚と具材、液体スープ。せんべい汁専用の南部せんべいは、汁に溶けにくいように硬めにつくられているそうです。

まず、調理方法に書かれている通り、せんべい3枚を4つ割りにして液体スープ、レトルト具材を入れていきます。ご覧の通り、具がゴロゴロ入っていてインスタント感がありません。

インスタント八戸せんべい汁カップ 熱湯4分

そこに熱湯を内側の線まで入れて(お湯の量は400ml)フタをして4分。

インスタント八戸せんべい汁カップ

4分後によく混ぜて完成。いざ実食!
まずはスープから。…おいしい!!鶏・昆布・魚介のだしもさることながら、ひらたけなのかな?きのこの出汁がよく効いていて、深い味わい。具材のひらたけは椎茸のような味の濃さがあり、でも椎茸ほどクセがなく、かなりいい味出してます。
鶏はパサパサしているけど、ちゃんと鶏!お肉の食感があり、しっかり鶏の味がします。

出汁を吸ってとろとろになったせんべいは、例えるならインスタント麺のかき揚げが溶けた状態のヘルシー版って感じです(伝わるでしょうか…)。
とろとろで少しもちっとしていて、おいしい出汁がジュワっと口に広がります。はじめは『ドロドロになったおせんべいってどうなの?あんまり心惹かれないなぁ』とも感じていたのですが、謝りたい。
せんべい汁専用のおせんべいなので溶けてもおいしい、というより溶けてこそおいしいようにつくられています。スープがインスタントのカップスープと思えないくらいおいしいので、そこに浸かったせんべいもおいしいわけです。途中でゆず七味を入れてみましたが、これもまたいいので是非ためしてみてください。

そしてやっぱり、具だくさんなのも嬉しいですね。野菜もお肉も摂れて、満足感もあるし健康的な気分にもなれます。食べる前は、満腹になれなそうと思っていましたが、せんべい3枚とたっぷりの具材で意外に腹8.5分目くらいになりました。

カップスープとしては高価だけど、簡単・ヘルシーでいつもと違った気分を味わえるのでおすすめです。お土産にするにはかさばるのが難点ですが、もらったらすごく嬉しいです。身近な人へのお土産にいかがでしょうか?

八戸せんべい汁カップはどこで買える?

ほとんど情報がなく、実店舗ではどこで手に入るのかわかりませんでした。。青森空港で販売しているとの情報があるので、青森県内のスーパーやお土産ショップで購入できるかもしれません。
ほかには、ご当地グルメフェアや東北・青森フェアなどでの販売もあると思うのでチェックしてみてください。

通販でも買えるので、ひとり暮らしの家族に送るのもおすすめです


マルちゃんでおなじみ東洋水産のグループ会社『八戸東洋』オリジナルのインスタント八戸せんべい汁の実食レビューでした。カップスープとしては定価税込540円と高価ですが、おいしくヘルシーでボリュームの満足度も高い一品でした!


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